〇大衆文学資料
 
 辻 詩 集
 

社団法人日本文学奉公会編
昭和18年10月8日発行 初版10.000部
定価2円50銭 特別行為税相当額10銭 合計2円60銭
著者  日本文学奉公会代表者・久米正夫
発行所 八紘社杉山書店 B6判 415P
装丁 田代光

或る秋の日に 安部宙之助
野にて 相沢等
その美しき涙をたたえよう   浅井十三郎
新しき朝 麻生恒太郎
決戦米供出 赤松月船
アジアの砦 安藤一郎
詔を建艦に謹む 安西冬衛
十四行詩 青山郊汀
予言 足立重
道はすでに決まっている 東潤
獻木譜 泉漾太郎
心の艦隊 岩本修蔵
征け、日本の欅よ 伊波南哲
建艦進軍 石原広文
使命 池永治雄
波濤 今田久
四月十八日 石川道雄
建艦獻金運動 泉浩郎
その現実を信ず 岩佐頼太郎
建艦 岩佐東一郎
石橋孫一郎
今の神話 井上誠
必死の時 井上康文
稚い獻金の歌 井上多喜三郎
この春を讃う 井上靖
勝ちぬかん 井上淑子
建艦 臼井吉之介
海辺に立って 内田義広
建艦の一例 潮田武雄
ああ女われに 上田静栄
ケチな親善使節の思い出 江間章子
建艦 江口隼人
軍艦那智 尾崎喜八
世界地図を見つめていると 岡本瀾
木と鉄と鋼 小野十三郎
矢吹雪の中に 大野良子
建艦の賦 大島庸夫
太平洋 大野勇二
四方海 大江満雄
伐木 大谷忠一郎
新しき艦を 大塚徹
お台所忠義 岡より子
建艦 小笠原啓介
僕の書いた詩篇が 岡野清一郎
手近な返報 大村主計
庶民子来 河井酔茗
アメリカ沫殺 川路柳虹
私は拝んだ 加藤介春
神話の母 川野辺精
海を征く 川田総七
裕なる日々 勝承夫
朝の誓 河西新太郎
艦は征く! 上沼利三
建艦 梶浦正之
空の軍神の家 加藤愛夫
川島豊敏
われも海軍たらん 門田穣
山田長政と其僕 木下杢太郎
火の海 木原孝一
さあ! 一人残らず 菊島恒二
一本の鋲なり 菊岡久利
軍艦を思う 北園克衛
信念 木村信吉
軍艦に乗りて 喜志邦三
艦を造ろう 久保田宵二
朝日てるみち 桑門つた子
造船の誓い 倉橋彌一
興国 吉賀残量
高祖保
大樹梢をはらう 小林善雄
海の雄獅子 小森盛
征するために 金剛サチ
乙女のまごころ 鮫島よしゑ
軍艦 佐川英三
欅の出征 笹沢美明
ある幻惑の艦隊を 真田喜七
生命の風車 阪本越郎
献身 沢渡恒
戦争以来 佐伯郁郎
獻納 坂本茂子
供出一景 沢木隆子
若い漁夫の歌 更科源造
海を守れ 佐藤清
イギリスの男 神保光太郎
石ころの歌 清水暉吉
大欅 塩川秀次郎
大砲は生きてる 白鳥省吾
船をつくる 渋沢均
再び桜咲く 柴山群平
海の音を聴こう 島田馨也
獻艦の賦 荘生春樹
建艦の賦 塩野筍三
いのちの艦 城小確
くにうみ 城左門
老いも若きも建艦に 杉本駿彦
日本の手 杉山真澄
至誠 未綱鱗
夢去りぬ 鈴木政輝
戦艦大八島 鈴樹昌
つみきの艦 鈴木初江
今日の日のために 杉原邦太郎
有無勝つべし 杉浦伊作
街頭所見 千家元麿
海への祈り 曾根崎保太郎
軍艦を造れ 相馬御風
瀧口武士
大東亜人の生命 瀧下繁雄
日本の姿 巽聖歌
いざわれら 田中三乃留
何によってか酬いん 高木恭造
それなら 高島高
日本の一家 田中冬二
高橋信吉
一本の煙草からも 高橋掬太郎
島々は動く 田木繁
無題 田中令三
春とともに 瀧口修造
世紀の息子 高橋たか子
撃ちてしやまぬ 武井京
軍艦をつくる町 田尻稲子
夜は夜で 竹中郁
大御艦を造れとの 玉置栄子
獻木 竹村俊郎
われらたましいをささげて 竹内てるよ
魂は征く 都築益世
海の護り 壷田花子
鉄瓶に寄せる歌 坪井繁治
海の砦だ 塚本篤夫
吾ら救われたり 寺下辰夫
街頭詩 土井晩翠
精神と鉄と 東郷克郎
建艦節 時西為朗
いざ召せとささげまつらむ 南條芦夫
大和歌 何江治郎
街角で 中野秀人
ソロモン海序曲 中山鏡夫
驀進 縄田林三
船出 中村千尾
わが艨艟 永田助太郎
どうどうと音がする 長岡孝一
一艦を失はば 中山輝
夫妻 長瀬清子
幼き日の夢を現実に 奈加敬三
いざつくらん 長崎透
この手 長田恒雄
船になる樹 仲村久慈
鋲を打て 中山伸
背嚢 西方稲吉
辻詩 西川林之助
嫁ぐ娘 丹塚もりえ
太陽の子 野口米次郎
ランプの下で書く手紙 野長瀬正夫
この珠を磨こう 能村潔
山桜桃 原田種夫
木を伐る 林柳波
絶対なる船 服部嘉香
皇軍へ育つ 早川嘉一
みいくさのかげ 英美子
追憶散文詩 日夏耿之介
茶室の栄誉 平野威馬雄
報ゆべきのみ 平木二六
沈まぬ船 深尾須磨子
くろがねの御ふね 福田正夫
地殻の精神 藤浦洸
戦う少年たち 藤田まさと
富士見の意気で 藤田健次
海の野獣を 古川賢一郎
聖なる哉日本 福田夕咲
必死 堀口大学
悲しき詩人 牧野敬一
艦隊なくして国防なし 前田鉄之助
つづけ進軍 町田トシコ
造艦造船 正富汪洋
寓話 松村又一
幼き日の軍艦 松原至大
一銭建艦 松本帆平
農村学校 真壁仁
日本の大経綸 三木露風 
木の精 水野葉舟
釘かくし 三石勝五郎
敵艦轟沈 水谷まさる
決戦の春 南春夫
おお続け鉄の激情よ血の団結よ 宮崎丈二
剣を抜きつれ 宮崎稔
一億の怒り 宮崎孝政
いのりをこめて 村上成実
山海経 村野四郎
大洋の鋲 百田宗治
ふねをつくれ 森三千代
ある朝 館美代子
純粋の敵 山田牙城
鉄片をひろう詩 山田岩三郎
大鑑日本 山田嵯峨
海人 山田有勝
屑鉄 山中散生
蚯蚓の歌 山本和夫
胎動 山内隆
鋲を打つ男 山村耕二
艦をつくるために 八十島稔
円坐 与田準一
草莽 吉田暁一郎
荒鷲に 吉沢独陽
歴史の船 横山青娥
この重量を海へ 横沢千秋
捧げばや御稜威の城と 吉野多美子
地底物語 劉寒吉
艨艟 渡辺波光
(原点資料を新漢字に直しました)

〇大衆文学資料






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