〇大衆文学資料 ○横溝正史文庫


平成5年11月10日初刷
350円
[目次]
疎開三年六カ月ー楽しかりし桜の日々
義姉光枝のの奨めで疎開を決意することすること
途中姉富重の栄耀栄華の跡を偲ぶこと
桜部落で松根運びを手伝うこと
ササゲを雉子に食われて泣き笑いのこと
敗戦で青酸加里と手が切れること
探偵小説の鬼になること
 
田舎太平記ー続楽しかりし桜の日々
兎の雑煮で終戦後の正月を寿ぐこと
頼まれもせぬ原稿七十六枚を書くこと
城昌幸君の手紙で俄然ハリキルこと
いろんな思惑が絡み思い悩むこと
探偵小説を二本平行に書くということ
鬼と貸手田圃の畦道を彷徨すること
 
農村交遊録ー続々楽しかりし桜の日々
アガサ・クリスティに刺激されること
公職追放令に恐れおののくこと
澎湃として興る農村芝居のこと
昌あちゃんのお嬢さんのこと
「本陣」と「蝶々」映画化のこと
桜部落のヒューマニズムのこと
伜亮一早稲田大学入学のこと
八月一日に東京入りを覘うこと
 
解説・中島河太郎

〇大衆文学資料 ○横溝正史文庫







inserted by FC2 system